理想の相手と出会う瞬間

妥協するか、自分を貫くか

「どうして彼はああなのだろう」と、恋人の欠点について考えているうちにイライラしてしまった経験のある女性は多いのではないでしょうか。運命的な出会いを果たし、心を通い合わせた恋人でも、自分と異なる生き物である以上、理解できない点の一つや二つくらいは当然あるものです。「彼の笑いのツボが分からない」という些細なことから、「休日にデートするための時間を確保してくれない」という不満まで、彼のやる事や態度に関して納得できない所はたくさんあるでしょう。

もし恋人に対する不満や疑問頭の中に浮かんだとしても、自分の中で折り合いがつけられれば解決の糸口は見えるものです。「彼はこういう人なのだから」という一種のあきらめや、「一つくらいの欠点があったところで嫌いにはなれない」という愛情など、彼との雰囲気を壊さないように考えられることもできなくはないでしょう。しかし交際を始めてから長い年月が経ち、お互いのことを理解し合っていると実感できる頃、相変わらず欠点だと思える箇所を直す気配さえもない彼の態度に対し、疑問や不満では済まない苛立ちを感じる事もあるのではないでしょうか。

「休日に会おう」と予定を調整するのはいつも彼女の方ばかり、二人の記念日を忘れるどころか誕生日すら祝ってもらえず、彼が仕事や自分の趣味ばかりに打ち込んでいるとなるとどう思うでしょうか。寂しさよりも「どうして恋人を大切にしてくれないの」と腹立たしい気持ちが湧くのも仕方ないでしょう。個人であることはもちろん、男女という性別によって考え方や恋愛に対する姿勢は異なるものです。女性は仕事と恋愛を秤にかけますが、男性は仕事と恋愛は別個のものとして考えます。記念日などにまつわるケンカはどのカップルも一度は通る道だと言えるでしょう。

実際に付き合っている恋人同士に限らず、出会いアプリのような場でもこれらの問題は生じるものです。「アプリ上のやり取りだけでなく、すぐにでも会いたい」と現実的な願望を持つ男性と、「アプリを介して少しずつ距離を縮めていく過程が良いの」と夢を見る女性とでは、考え方に大きな差があります。どこで相手の意見に歩み寄り、どこまで自分を貫くべきなのかは判断が難しいところですが、それが出来る二人だからこそ、末永い恋愛関係を育むことができるのではないでしょうか。